バンクーバー・オリンピック、今日開幕！！
BCプレイス・スタジアムに開会式を見に行ってきました！　その２は「開会式　スタート前編」です。
 

BCプレイス・スタジアムへ向かう前に、カウントダウン時計を見に行ってみました。ついに開幕まであと４時間をきった！　「0000 04 00 00」へのカウントダウンも、この場で行なわれていました（笑）。これから毎時間、あるんだろうなあ……
 

見えてきました〜、BCプレイス・スタジアム！！　雲の白と同化しちゃってるけど、ちゃんとドームがあります。屋内で初めて行なわれる冬季オリンピックの開会式。プログラムは極秘で、最後に聖火に点火する人も発表されてはいません。巷の噂では、やはりウエイン・グレツキーが有力。ダークホースはマイケル・Ｊ・フォックスとか。グレツキーのお父さんは、今朝、トーチリレーで走っていました。
 

２時にゲートオープンで、私たちは２時15分ごろ着きましたが、もうけっこう人が来ていました。
 

まず最初に通るのは、セキュリティ・チェックのテント。空港のチェックと同じですね。手ぶらか荷物が小さい人は、エクスプレス・レーンに行けます。
 

無事チェックを通って、エリア内へ。
 

早くもショップがあり、欲しかったマフラー（赤に白抜きのCANADAの文字）があったので、さっそく買ってしまいました。
でも、後で入場行進を見て分かったのですが、チームカナダのオフィシャル・ユニフォームは、前に買ったマフラー（10日のブログ）のほうでしたね。
 

BCプレイス・スタジアムは大きいので、いろいろな方面から人が入ってきます。この大きなオブジェは、ゲートの名前を示しています。ここは「F」
 

会場に入って最初に見たシーンがこれ！　ゾクゾクしましたね〜。鳥肌が立ちました。淡い氷河ブルーに統一されていて、とーってもきれい！　まだ観客が入っていないので、余計な色が混ざらず、よりきれいに感じました。
最大広角で撮っても、全部収まりきらず……
 

右側はこんな感じ。この五輪マークが会場内ではいちばん大きいものです。
 

私たちの席はここ。ステージに近く、けっこういい席でした♪
 

椅子や床の上に、こんな紙吹雪状のものが……。昨日のリハーサルの残りかと思ったら……
 

これは雪に見たてた演出で、会場スタッフの彼（ブルーのシャツ）が、右下の段ボールに入ったこの紙吹雪を、まだ椅子の上などに巻いているところでした。
 

会場全体を氷河ブルーに見せているのは、椅子の色もそうですが、その上に置かれた「開会式パック」（勝手に命名）の箱の色によるものです。
 

開会式パックの箱は、カナダ先住民の太鼓を模したもの。
 

開けてみると、中には、太鼓のバチ、演出に使うライトが２種類、白い不織布製のポンチョ、そしてカナダ国旗が入っていました。
 

２種類のライトをつけてみると、こんな感じ。右が先に使うカラーライト。光の色が変わるよう、ガラスに１〜４まで番号がついたカラーのフィルムが貼ってあります。私は１番でブルーでした。
左はキャンドルライト。ろうそくの光のような、やさしい色になります。
 

ステージの近くまで行ってみました。ステージ横に隠されていたこの装置。何になるのだろうと思っていましたが、そう、あの白クマだったのです。
 

このスロープを見て、ここから誰かが出てくることはすぐ分かったのですが、五輪の輪をくぐるとは思ってもみませんでした。カッコよかったですよね。
 

ステージサイドから観客席を撮影。中央より少し下にある黒い点が夫のジャケット。思ったより前のほうでした。
 

会場の照明が落ちて、観客へのリハーサルの始まりです。左側のステージ上にMCが２人登場。１人はCTVでおなじみのタマラでした。１日のブログに出ていたポスターの１人です。お天気キャスターの頃、よく見ていたけど、今は何の担当かなあ……？ 実際のレクチャーは、会場担当の女性から。
 

そして、客席の各セクションには会場担当の人たちがいて、近くで教えてくれます。真ん中に立って、手を広げている人がそう。みんな白いセーターに赤いニットキャップで、フレンドリーな感じを出しています。
 

まずは太鼓を両手で持って立ち上がる、最初のカウントダウンの練習。私たちは「９」でした。

次に叩き方（写真）。箱の底に２つ穴があいているので、そこに指を入れて持ち、バチで叩きます。
 

叩くリズムだけでなく、多少の動きもあります。みんな一生懸命。そして楽しそう♪
 

次はカラーライト。これはちょっと複雑だった。自分の番号で、間違わずに点けなければならないから。
でも、みんな揃うと、ご覧の通りとてもきれいで、練習中でも会場からため息がもれるほどでした。
 

次はキャンドルライト。これもむずかしい演出で、本番ではほとんど成功しませんでした（泣）。それでもきれいだったから、結果オーライです！
 

レクチャーする会場係のお兄さん。ずっといい笑顔で、一生懸命やってくれました。どうもありがとう！
 

最後の仕上げは、白いポンチョ。これを着ると、会場全体がさらに白く統一されます。この変化も感動的でした！
 

あとは私たちも静かに「その時」を待ちます。10分前から、会場のスクリーンがカウントダウン時計に変わりました。開会式スタートまで、あと３分！！

（続く……）