大会5日目。アイスホッケー男子、カナダvsノルウェー戦の続きです。
いよいよゲームが始まります!! 会場はゴォ〜ッとうねりのような大歓声!
このフェイスオフのかたち、なつかしい〜。87番はノバ・スコシア州出身のシドニー・クロスビー。22歳にしてカナダのホープだそうです。たしかに目立っていた。
ゲームが始まって、私たち2人が同時に感じたのは「アイスホッケーって、こんなにスピードがあるものだったっけ!?」ということ。カナダにいてよく観ていた頃は当たり前のようだったけど、しばらく観戦していないと、新鮮な驚きがあります。
日本では、これだけスピードがあるチーム競技は、なかなかTVなどでは見られないってことですね。
例の放送席前にいた軍団。テレビにたくさん映っていましたよ〜。大きな旗を振っているおじさんは、頭にライトが点くヘルメット、背中には五輪旗をマントにし、ずっと盛り上げ役をやっていました。この大旗は、カナダ国旗と五輪旗がリバーシブルになっています。手づくりか……
第1ピリオドは両チームとも得点なしに終わりました。チームカナダ、まだゲームスタイルが定まっていないよう。なにしろ直前までNHLの試合が行なわれていたので、チームとして練習したのは1回しかないんですって。
試合中に使われる音楽はほとんど以前と同じ。場内アナウンスや様々なサウンドも、みんな昔と同じ。なつかしくてうれしくて、うるうるしながら観ていました。
1回目のインターミッション(休憩)になりました。
この時、中央のスクリーンに会場のいろいろな人が映し出されます。これも以前と同じ。すぐに気づいて手を振る人(大多数)、ずーっと下を向いていて会場の大声援でやっと気づく人(少数)、恥ずかしそうに無反応になってしまう人(珍しい)と、反応はさまざま。
でもスクリーンに注意を向けていると、いいことがありますよ。ほらっ!! ↓
なんと、ウエイン・グレツキーが会場に来ていたのです。そうだよね〜、チームカナダの初戦だもの。いるかもしれないとは思ったのですが……。
ただ、突然、短時間だけ、スクリーンに映ったので、うまくフォーカスできなかった(泣)。でも、雰囲気でグレ様だと分かりますよね?
ホッケー観るならビールはCANADIANだーっ!! コレ1杯が8カナダドルだって!
第2ピリオドが始まって2分半。チームカナダ待望のゴーーール!!!
会場は総立ち!!
ゴールを決めたのはイギンラ。アシストはクロスビーとドーティ。←こういうことを書くのも久しぶりでウレシイ♪
ゴール後、試合再開までのわずかな間。NHLと違って、オリンピックではこういう時間は短めです。
今日のゴーリーは、地元バンクーバー・カナックスのルオンゴ(背番号1番)。キャプテンも務めているそうです。
彼がシュートを止めると、会場から「ル〜〜〜〜〜」という声援がとびます。最初は「ブ〜〜〜〜〜」にしか聞こえなくて、なんで味方チームなのにブーイングするんだろう?と思ってました。ルオンゴは嫌われているのか!?とまで思ってしまいました(苦笑)。
試合再開! この後はゴールの嵐。チームカナダ、やっと波に乗ってきたようです。
私たちの席は、第2ピリオドではノルウェーのゴール側だったので、イギンラの最初のゴールを始め、2ピリの3ゴール分、全部目の前で観ることができました! もう、でき過ぎ! このゲームが当たったのだってありがたいのに……。ホッケーの神様、バンクーバーの神様、ありがとうございます。
第2ピリオドの結果は3−0でした。ここで2度目のインターミッション。
真っ赤な客席の中で、少数でも目立っていた彼ら。黄色と青はスウェーデンのジャージですが、同じ北欧勢のノルウェーを応援にきたのでしょうね。
第3ピリオドが始まります。選手たちの入場を順番に撮ってみました。
まずはルオンゴから。「ル〜〜〜〜〜!」
今回のキャプテンはスコット・ニーダーマイヤー(Cマーク)。このへんはよく知っている。
10番モロー、12番イギンラ。
61番リック・ナッシュも注目選手。
「Getzlaf(51番)が邪魔だから、またいじゃお」
「ぼくも」
「おれも」
「ストレッチもしておこうっと」
(以上、勝手な想像のセリフでした)
選手の後ろが今回のコーチ陣です。前のめりのイギンラ(Aマーク)が闘争的でいいですね。3ピリでは、その通りの活躍を……
(さらに続く……)
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