大会14日目。フィギュア女子・フリーの詳細版(その1)をお送りします。
今回も私たちの席には、驚くべきことが!?
パシフィック・コロシアムに向かう前に立ち寄ったカウントダウン(今はアップか?)時計。広場は相変わらず人がいっぱい。
会場外の歩道を歩いていたロシェット応援のオネーサンたち。通り過ぎる車からはさかんにクラクションが……
セキュリティチェック・テントの前で。後方には韓国の応援グループ(これはごく一部)、手前には日本応援の男子たち、そして右の親子はカナダを応援かな……
なんだか私のほうが緊張してきてしまいました。夫にも笑われるくらい、落ち着きがなくなってきた。選手たちは今、どんな気持ちでいるんだろう……?
久しぶりにやってきました、パシフィック・コロシアム。カナダに来たばかりの頃は、カナックスの本拠地がここだったので、よく通いました。あとPNEにも毎年来てたっけ。なつかしい……
これは私たちの座席から写した会場全体。正面前列は審査員席、その上はメディア席。左側の出入口の横に白く見えるのは、選手が滑った後にコーチと点数の発表を待つところ。
私たちの席は、今回もとてもよかったのです♪ 2階のバルコニー席の2列目でしたが、実際は前が階段なので1列目。サイド側で、前に誰も来ない、最高の席でした!!
それだけでも充分なのに、すごいのはそれだけじゃなかった!?
またまた信じられないことがあったのです、この席に。
中央のモニターに「WELCOME」が各国の言葉で映し出されました。日本語は何かなと思ったら「ウエルカム」だって!? えーっ、そのままじゃない! 「ようこそ」じゃないの???
正面のメディア席に、NHKアナウンサーと解説の八木沼純子さんがいました。
競技は、6人ずつ4つのグループに分けられ、1グループ終わるごとにウォーミングアップがあります。また、2グループ目が終わった後は製氷車が入って、氷面を調整します。
最初は写真の女性たちだけが手で氷の削れた所を直していたので、えっこれだけ?と思ったら、かなり後からザンボーニが入ってきたので安心しました。
この時、私たちの席にびっくりすることが起こったのです。
それまで、私たちの左側は4席くらい空いたままでした。ダフ屋でもチケットが売れなかったのかなあと冗談を言っていたら、あわただしく駆け込んできたのが、スポーツキャスターの荻原次晴さんと日テレ『ズームイン!!SUPER』の田中毅アナ。うっそ〜〜〜!! そういう席だったの!?
実は私たち、『ズームイン!!SUPER』に取材されたことがあるんですよね。↓
「日本のお弁当が外国人に大ウケ!」
次晴さんは同郷だし。この1月も草津国際スキー場に取材に行って、荻原兄弟が毎日練習した伝説のジャンプ台を見てきたばかり。何だか『ズームイン!!SUPER』さんにはご縁があります。
予告:この後、さらにすごい人も……!!
前半が終わり、3グループ目に鈴木明子が登場! 選手たちのウォーミングアップ風景です。
アイスショーはカナダで見たことがありますが、フィギュアの競技を見るのは生まれて初めて。今まで2グループを見てきて、観客の人たちのマナーに感心してしまいました。選手が転ぶと励ましの拍手がわき、次のジャンプに成功すると、もっと大きな拍手が起こります。ライバルの選手にヤジをとばす人などいないし、素晴らしいジャンプにはみんな称賛の拍手を送っています。ちょっと感動してしまいました♪
ウォーミングアップ中に失敗したジャンプを何度も練習していました(本番では成功)。
演技直前、コーチと。
のびのびと滑り切って、感激の涙。
お名前の通り、いつも明るい表情がいいですね。
いよいよ次は最終グループ!という時、通路をはさんで並びの席に入ってきたのは、なんと荒川静香さん!! 一緒にいるのは『ニュースZERO』の鈴木崇司アナ。次晴さんたちに何か話しかけています。荒川さんは、後輩たちの演技が心配なのか、ややかたい表情。
夫は「荒川さんだ!荒川さんだ!」と少々興奮気味。旅番組で見てからファンになったみたいです。私は、目の前の競技にも興奮しているのに、隣にこんなすごい顔ぶれがいて、しかもハンドカメラで実況リポートなどもしている……。もうわけがわからない。このオリンピックでの座席のラッキーぶりは何なの!?
いかんいかん、今は競技に集中しよう……
最終グループのウォーミングアップが始まりました。今、このリンクに、世界のトップクラスのスケーターが6人いる! その中に日本人選手が2人も! すごいことです。
ウォーミングアップ中の真央ちゃん
表情は落ち着いているかな……。私のほうがドキドキしてる。
キム・ヨナ(こちらでは「ユナ」と発音されてます)とニアミス?
ヨナのジャンプ。
カナダ全土の応援を受けて、ジョアニー・ロシェット。
ここからは本番。まずは安藤から。
五輪マークの上で。
滑り終わって、モロゾフ・コーチとほっとした表情。
クイーン・ヨナの素晴らしい演技。
演技が終わってすぐ、もう涙ぐんでいました。
次はいよいよ…… (続く)
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