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30歳からの海外留学
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●30過ぎて一度断念

00/10/04
●私が20代だった頃 ●30代でこそ行くべき!





●占いで決めた出発日

(今日は予定していた内容を変更しました。「料理は身を助く(3)」は来週お送りします。)

3日前の日曜日=6月24日は、7年前、私がカナダに留学した日だった。

以前、「スマートウーマン」の記事にも書いたように、当初から、取れるなら永住権を取りたいと思っていた私は、一度しかないであろうこのチャンスを無駄にせず、なんとかこのカナダ移住を成功させたいという思いでいっぱいだった。永住権は取れなくても、せめて留学生活は充実したものにしたい、何らかの成果を上げて帰りたいと思っていた。

もう留学準備はすべて整っていたので、あとは出発する日を決めればいいだけだった。 で、何で決めたかというと、「占い」なのである。
いつ出発してもよかったので、だったら良い運勢の日にしようと思ったのだ。

別に普段、占いを過剰に信じたり頼ったりして生活しているわけではないが、やるからには徹底的に…と思い、私は3つの占いを見た。
1つは西洋占星術。私は蟹座である(ああ、もうすぐ誕生日…)。
2つ目は東洋の星占いである九星占術。実はこれ、私にとっては西洋占星術よりよく当たる。一白水星とか二黒土星とか出てくるあの占いだ。
3つ目は六星占術。12年ごとに大殺界がめぐってくるという、かつてブームになった占いである。

このうち、2つの占いで、6月24日が「幸運日」と出ていた。もう一つは、良くも悪くもなかったと記憶している。1つでも「運の悪い日」としている占いがあったらやめようと思っていたからだ。「大安」だったかどうかは覚えていない。

まあ、こんなわけで、24日が出発日となったのだ。
いろいろあってからの出発だったので(最初の頃のバックナンバーに詳しく書いてある)、「やっとこぎ着けた」という思いがあり、自分なりに気合いも入っていた。なんとその日の搭乗券の半券が、今もパスポート・ケースのポケットの中に残っている。だから、とりわけ記憶に残っているのだ。

数年前のその日、カナダに向かう飛行機の中で、私が思い描いた近未来像‥‥。
1年後にはこうなっていたい、2年後にはこう‥‥、せめて帰る時には‥‥

それと現在を比べてみると、正直言って、自分では思いもよらなかった方向に進んできている(ポジティブな意味で、だけど)。第1目標であった永住権(移民ビザ)は取れたし、ここでもライターとして仕事を続けてくることができた。これだけでもけっこう幸運だったと思うけど、何よりこういう形で2人で生活することになっているとは、しかも相手が日本人でなかったとは(日本人みたいな人だけど)、まったく想像もつかなかった。私の心の中にはいつも、何の成果も変化もなく2年後に帰る自分の姿が、不安と覚悟をもって住み着いていた。

こんなふうに展開してこられたのは、やはりあの時こだわって、ダブル幸運日に出発したからかもしれない・・・

 
★‥‥‥‥‥‥‥‥‥★バンクーバーだより★‥‥‥‥‥‥‥‥‥★

★『ムーミン』の作者、トーベ・ヤンソンさんが亡くなりましたね。日本ではアニメも原作も大人気でした。“『ムーミン』大好き少年少女”だった方も多いのでは? 私も毎週の放送日を心待ちにしていました。スナフキンが好きだったなあ、クールな感じで。あとミィの物まねをよくやったっけ。

ヤンソンさんを偲んで、特別大公開!
私とムーミンのツーショットです!

これはフィンランドのNaantaliという町にあるムーミンワールドで撮ったもの。休憩室からなかなか出てこないムーミンを、しつこく待つこと30分。やっと出てきたところを、小さい子供たちの後ろでさらに辛抱強く待ち、ようやく順番が来て写真を頼んだら、そんな大人は私一人だったので、「おおっ」と大げさに驚いたムーミンが、ムギュッとしてくれたのです。その様子を、12歳くらいの女の子が面白そうにジーッと見ていて、ちょっぴり恥ずかしかったな。

そのほか、ムーミンパパ、ムーミンママ、スナフキン、ヘムレンさんもいました。ムーミンのおうちにも入ってきましたよ。
ヤンソンさんは原作の挿絵を自ら描いていらっしゃいますが、このムーミンワールドのキャラクターは、すべて日本のアニメからとられています。日本語で「私たちもムーミンの友だちです」と書かれた立て札も立っていました。

世界中の子供たちに夢と豊かな想像力を与えてくれたヤンソンさん、どうもありがとう!! 安らかに‥‥

★‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥★